1986-11-26 第107回国会 参議院 環境特別委員会 第2号
昭和四十七年に水質環境基準A類型COD三ミリグラム・パー・リットル以下に指定されておりますが、近年における水質の状況は、四・七ないし一〇・〇ミリグラム・パー・リットルと著しく汚れております。また、富栄養化の指標である窒素、燐も高い濃度で推移しています。県当局におきましては、工場、事業場の排水の監視に努めるとともに、処理施設の改善、新増設、管理体制の強化等の指導を進めていくこととしております。
昭和四十七年に水質環境基準A類型COD三ミリグラム・パー・リットル以下に指定されておりますが、近年における水質の状況は、四・七ないし一〇・〇ミリグラム・パー・リットルと著しく汚れております。また、富栄養化の指標である窒素、燐も高い濃度で推移しています。県当局におきましては、工場、事業場の排水の監視に努めるとともに、処理施設の改善、新増設、管理体制の強化等の指導を進めていくこととしております。
○小野(重)政府委員 阿寒湖につきましては昭和四十七年四月に、また屈斜路湖につきましては昭和四十八年三月に、いずれも水質環境基準AAの類型指定がなされているわけであります。この環境基準はCODで一ppmでございますが、現状ではそれを超えているわけであります。阿寒湖で言いますと、五十四年の数字がございますが二・八ppm、屈斜路湖は一・三ppmでございます。
○小野(重)政府委員 霞ケ浦は昭和四十七年に水質環境基準Aの類型指定を行っているわけでありますけれども、水質汚濁の代表的な指標でございますCODで見ますと、環境基準は三ppmということになっておりますが、これを大きく上回っている状況でございます。また、燐などのいわゆる栄養塩類の流入がありまして富栄養化が進んでおるわけであります。